近年、利用者が大幅に増加しているノーコードで作成するホームページは、専門的な知識がなくても自分自身で開発できる、制作会社への外注にかかる費用を削減できる、短い時間で公開できるといったメリットがありますが、ノーコードツールの中でも当記事ではWixに焦点を当てて解説していきます。ご参考までにご覧いただけると幸いです。
ノーコードとは
ノーコード(NoCode)とは「ソースコードをかずにアプリやシステム、ホームページなどのソフトウェアを開発できるサービス」を意味します。
これまではエンジニアやプログラマなど、専門知識を持つIT人材によりソフトウェアが開発されてきました。しかし近年では、WixやSTUDIOなどのノーコードツールを使用し、ソースコードを記述しなくても開発ができるようになりました。これにより、プログラミングについての知識がない「非IT人材」と呼ばれる方でも、開発ができるようになりました。
ノーコードの市場は年々規模を拡大し、様々なノーコードツールがリリースされています。
Wixとは?
Wixとは世界で1億人以上が利用しているノーコードのホームページ作成ツールです。
ドラッグ&ドロップでデザインができるようになっているため、プログラミング言語がわからない方でも気軽に自分だけのホームページが作成できます。
また、WixにはWix パートナーと呼ばれる、Wix Marketplace でマッチングできるフリーランサーおよび制作会社が多数在籍しています。 Wix パートナーとマッチングするプロジェクトリクエストを送信するか、スタイルや予算に合った特定のフリーランサや制作会社を検索することができます。
Wixで制作するメリット
・Wixでは前述の通り、プログラミング言語がわからない方や、デザイン能力に自信がない方でも気軽に自分だけのホームページが作成できます。
また、当社を含む、Wixパートナーが多数在籍しているため、外注はもちろん、無料で相談だけしたいといった多岐にわたるご要望にお応えできます。
・Wixには800を超えるテンプレートや、無料で使用できる豊富な画像・動画があるため、業種業態問わず、高いレベルでの製作が可能です。
・Wixでかかる料金は?で詳しく記載しますが、サイトを公開するにあたって、用途に合わせたプランを選択することが可能です。そのため、余計な費用が発生しにくくなっています。また、制作を専門家に依頼するという場合でも、コーディング作業がカットできるので、外注費用も大幅に削減できます。
・Wixには専任内部セキュリティエキスパートスタッフが、高度なセキュリティツールを駆使してセキュリティ対策を行っており、外部セキュリティコンサルタントとの契約も行っていて、セキュリティ対策を強化しているため、他のツールに比べても安全性が高いと言えます。
Wixで制作するデメリット
・ノーコードの制作は専用のCMS内で行うため、プログラミング言語を使って一から開発するよりも、自由度は低くなります。また、仕様変更やサービス終了があれば、それに従うしかなくなってきます。
・ドラッグ&ドロップ形式で、豊富なテンプレートや画像・動画が揃っていますが、それ故に、ある程度Wixの仕様に慣れておかなければ、思ったデザインができない場合がほとんどです。
・SEO対策をして、検索順位を上げたり、流入数を増やしたい場合にも、ある程度の経験則がなければ、自分で設定、運用していくのが難しい仕様になっています。
ご自身で色々触った後に、Wixパートナーに相談をした結果、工数が増えて見積もりが高くなってしまうことが多々あります。Wixパートナーに外注する場合、基本的にかなり費用を抑えれるため、やりたいことがある場合はまず無料相談をしてみると良いかもしれません
Wixでかかる料金は?
Wixで制作をする場合、制作をするだけなら完全無料ですが、制作したサイトを公開したい場合は独自ドメインを取得し、公開にあたって発生するサーバー代の2点が費用として発生します。
ドメイン代は初年度は無料、2年目以降は¥1,100(税抜)/年です。サーバー代は用途によってプランが多数ありますが、基本的なコーポレートサイトであれば、¥900(税抜)/月のプランになるかと思います。
また、Wixパートナーに相談する場合は、会社によって作業内容や見積もりが変わってきますので、数社に問い合わせて、比較して依頼するのが良いでしょう。
Comments